中国のソーシャルレンディング
事例・問題点

 中国でソーシャルレンディングのサービスを提供している「Qifang」の事例、問題点をみていきましょう。
 Qifangは学生ローンだけを専門に扱っている会社なので、それだけに借り主の信用度調査に課題が残っています。とくに、中国では個人のクレジットスコアというものが存在しないので、アメリカやイギリスのように簡単に調べることは非常に難しいといえます。
 そのため、Qifangでは身分証明書をしっかり確認するという対策をとっています。学校名や学年、出身地だけではなく両親の身分証明書も提出することが必須となっています。これにより、本人が返済をしなかった場合は、両親が代わりに払うという図式になります。

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 中国では、「親に迷惑をかけない」という気持ちが欧米や日本より強いそうなので、この方法が現在は有効に働いているとのことです。しかし、「親に迷惑をかけない」という道徳心は個人個人によって強さが違いますし、本人の良心だけを信じるというのは少し心もとない気がします。
 これからQifangにどれだけ多くの貸し主が集まるかは、このあたりの課題が解決されなければ多少困難になるかもしれません。ただ、Qifangは教育費用のためのサービスなので、リスクを覚悟の上で貸し主になると申し出る人がこれから増加してくれるかもしれませんが......。

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